令和4年1月22日(土)
和歌山城ホール(オンライン開催）

平成18年4月の発足以来、青年経済人としての資質向上や会員相互のネットワークの構築などに取り組んできた和歌山商工会議所青年部（以下、和歌山YEG）は、15周年を迎えたことを機に、これまでの15年間を振りかえり、改めて感謝の意をもって今後も発展し続けることを目的とし、記念式典と記念シンポジウム～ローカルファーストが未来をつくる～を和歌山城ホールで開催した。なお、本事業は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、1年越しのオンライン開催となった。

記念式典では、はじめに島垣会長から「歴代会長の方々が築き上げてきた和歌山YEGを今後も繋いでいく使命が我々にはある」と式辞が述べられたのち、当所勝本会頭の祝辞が披露された。その後、歴代会長紹介、15周年記念誌や中期ビジョン「協働」の発表などがなされ、最後に津村次年度会長より「中期ビジョン～協働～を大切にし、この先も和歌山YEGを発展させていきたい」と謝辞があり、これからも和歌山YEGが一丸となって、ローカルファーストを推進し、持続可能で豊かな地域社会の実現に向けた活動に邁進するきっかけとなった。

記念シンポジウムは、第一部では担当教員による和歌山市立有功東小学校3年風組でのバイローカルへの取組事例の発表、第二部では和歌山大学副学長の足立基浩氏による講演「ローカルファーストが未来をつくる」の二部構成で開催された。講演の中で、足立氏は「地域の環境や価値を向上させるためには、民間主導の新しいまちづくりが必要不可欠である」と述べられ、和歌山YEGメンバーにとってローカルファーストの重要性を再認識する機会となった。